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5・6年めざみっ子給食献立づくり学習会

 11月29日(火)の1回目に続き、12月6日(火)に町の学校給食共同調理場から栄養教諭を迎え、5・6年生を対象にめざみっこ給食の献立を立てるための学習会を行いました。 
 前回、子どもたちは、栄養教諭から、5年生が学習する「五大栄養素」と、バランスをとるための「赤の仲間(血や肉になる)」「黄の仲間(熱や力のもとになる)」「緑の仲間(体の調子を整える)」との関係を教わり、その後、ペアごとに献立を立てました。
 
2回目の今回は、栄養教諭がはじめに、それぞれの献立をもとに、一人当たりの平均栄養摂取量と、たんぱく質・炭水化物・資質のバランスを表した「摂取量・PFCグラフ」を提示しました。子どもたちは、このグラフをもとに、ペアでもう一度献立を見直しました。
 「マッスル給食」を考えた6年生ペアは、塩分が多いので、汁物のミネイトローネのベーコンを無くすことを相談していました。
 「元気もりもりご飯もりもり!!」を考えた5年生ペアは、脂質を増やすために汁物の味噌汁に油揚げを加えることや、塩分を減らすために副菜のツナマヨサラダのマヨネーズを減らすことなどを相談していました。 
 「コロナに負けないカラフル献立」を考えた5年生ペアは、鉄分が少ないから副菜の三色ごまあえのほうれん草を増やして、さらにビタミンCで吸収力を高めるために、汁物のミネストローネのじゃがいもを増やすことを相談していました。 
 最後に、それぞれのペアが考えた献立を発表し合い、お互いの献立のよさや学習会の振り返りをカードに書きました。「ベストオブ手ノ子小」に選ばれた献立は、来年2月の献立にそのまま採用されるそうです。5・6年生の子どもたちが、心身の成長のためにバランスよく食べることへの関心を高めるきっかけとなった学習会でした。